こんにちは!
天皇陛下の即位に伴う重要儀式「大嘗祭」の舞台となる「大嘗宮」の建設が急ピッチで進められています。
大小約40の建造物からなり、10月末の竣工を目指して、作業は大詰めに入っています。
大嘗祭は11月14~15日に行われ、その後大嘗宮の一般公開が行われます。
平成の即位の一般公開では、44万人が訪れたということで、今回もたくさんの見学客が予想されています。
滅多にみられる場所ではないので、機会があればぜひ見学に行ってみたいですよね!
今回は、
- 大嘗宮の一般公開の日程と場所
- 大嘗宮の費用
- 大嘗宮の茅葺はどうなったのか?
こちらについて調べました。ぜひ読んでみてくださいね。
大嘗宮の一般公開の日程と場所
大嘗宮の一般公開の日程と場所を調べました。
日程:11月21日(木)~12月8日(日)
場所:大嘗宮(皇居東御苑)
※皇居・坂下門から入門できます
(10月末までは一部制限区域を除いて立ち入ることができ、フェンス越しに完成しつつある大嘗宮を見ることが可能です。)
今はこれを見ておかねば‼️11月にある伝統的な皇位継承儀式「大嘗祭」で会場になる「大嘗宮」の建設工事現場😆全国から腕利きの宮大工を集め、急ピッチで進められているそう。平成では非公開でしたが、令和は柵越しではありますが見学可能。建物の屋根にはX字の千木も見えますねぇ✨ pic.twitter.com/dPa9RIKrqo
— ♪ みんく ♪ (@mink3140) October 3, 2019
皇居・乾通りもあわせて一般公開されます。
普段は見る事ができない坂下門から乾門への皇居の内側を歩けるのは、貴重な体験になるのではないでしょうか。
日程:11月30日(土)~12月8日(日)
大嘗宮の費用
大嘗宮の費用を調べました。
「大嘗宮」の設営費は19億700万円で前回より約4億5千万円増えました。
- 茅葺から板葺きへ
- 建物の規模の縮小
- 木造から組み立て式へ
など当初試算より6億円程度削減となりましたが、それでも人件費や材料費の高騰などの影響が大きかったようです。
大嘗宮は儀式が終わり、一般公開が終わったら解体・撤去されることになっています。
大嘗宮の茅葺(かやぶき)はどうなったのか?
大嘗宮の茅葺について調べました。
- 北側の建物:廻立殿(かいりゅうでん)
- 東側の建物:悠紀殿(ゆきでん)
- 西側の建物:主基殿(すきでん)
これら主要三殿の屋根は平成まで茅葺でした。
(参考に五箇山の茅葺屋根を抜粋致しました。)
今回は、経費削減と短い工期を考慮して、板葺(いたぶき)に変更されました。
茅葺が実現できなかった理由としては、
- 良質の茅の調達が難しかった
- 専門技術者の不足と賃金の上昇
- 工事中の風雨対策で建物を覆う素屋根(すやね)の設置が必要
などがあります。
しかし、梁(はり)や柱の建材に皮付きの丸太を使う伝統は、令和でも受け継がれています。
今回の変更は文化的な損失になる、と言われている方もいますが、費用や自然災害の面で、板葺きにせざるを得なかったのでしょうか。
まとめ
今回は、大嘗宮の一般公開について調べました。
大嘗宮の一般公開は、11月21日(木)~12月8日(日)で、皇居・坂下門から入門できます。
皇居・乾通りも併せて一般公開されます。
期間は11月30日(土)~12月8日(日)です。
普段入る事ができない区域なので、一般公開はたくさんの見学客が訪れると考えられます!
ぜひ参考にしてみてくださいね。