こんにちは!あさぎです。
2016年公開映画「海よりもまだ深く」が、2019年10月11に地上波で初放送されます!
「海街diary」「万引き家族」でお馴染みの是枝裕和監督の作品です。
なりたかった大人になれなかった大人たちの物語で、何気ない親子の日常が、哀愁が漂いつつも、コミカルに描かれていて、じわじわと心に響く作品ですね!
今回は、
- 「海よりもまだ深く」のタイトルの意味は?
- 「海よりもまだ深く」の伏線回収場面はどこ?
について調べました!
映画を観て気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
「海よりもまだ深く」のタイトルの意味は?
結局、「海よりもまだ深く」のタイトルはどういう意味だったのでしょうか?
タイトルの意味について言及しているコメントを抜粋いたしました!
良多と淑子が人生について語らうシーンでラジオから流れてくるのがテレサ・テンの「別れの予感」だ。
“海よりもまだ深く、空よりもまだ青く”と歌い上げられるそのワンフレーズを受けて淑子が「あたしは海より深く人を好きになったことなんてこの年までないけどね。ないから生きていけるのよ。毎日楽しく」と良多に話す。
是枝監督の家ではよく歌謡曲が流れていたそうで、『歩いても 歩いても』(08年公開)に続き、昭和歌謡のワンフレーズをタイトルにしたいと考えていた中で、テレサ・テンの「別れの予感」が思い浮かんだという。
そして「テレサ・テンの歌は、団地住まいの主婦たちが秘かに憧れるドラマティックな恋愛を歌ったものが多いですよね?
そんなところも“みんながなりたかったものになれるわけじゃない”というコンセプトにつながっています」
この作品は、なりたい大人になれなかった大人たちの物語なので、テレサ・テンの歌から連想させているんですね。
是枝裕和監督最新作『海よりもまだ深く』に、作家の小川洋子さんから感想コメントを頂きました!
「いつだって人生は滑稽で不完全。だからこそ意味深いと思わせてくれる映画。」#海よりもまだ深く pic.twitter.com/MudBeUyAVr— 映画配給会社 ギャガ株式会社 (@gagamovie) May 24, 2016
「海よりもまだ深く」の伏線回収場面はどこ?
「海よりもまだ深く」の伏線回収場面について調べました!
母のへそくりの場所
良多が姉の千奈津のお店を訪ね、母のへそくりの場所の話をした伏線があります。
伏線回収は、台風の日の夜、天袋で見つけた「ソレ」を開けると「残念でした!」と書かれた姉のメッセージがあって、まんまと姉にはめられてしまいました!
真悟の宝くじ
良多が息子の真悟と宝くじを買うシーンがあります。
その後、真悟が祖母に話すシーンで「宝くじ当たったら大きいお家買っておばあちゃんも一緒にみんなで住もう」というセリフがあります。
真悟は、お父さんの事が大好きなんですね!じーんとくるシーンですね。
最後宝くじが当たったかどうかは結局分からないのですが、元嫁と新しいパートナーが上手くいくとも限らないので、もしも、宝くじが当たっていたら…ちょっと含みがあるラストだと思いました!
宝くじが当たって、良多のギャンブル癖が治れば…!でも、ここまでいくとハッピーエンドすぎてしまいますね。
まとめ
今回は、「海よりもまだ深く」のタイトルの意味や伏線回収場面についてまとめました!
タイトルは、テレサ・テンの「別れの予感」の歌詞のフレーズからつけられたものです。
伏線らしい伏線があまり回収されていないのですが、またそこが不完全でこの作品らしいと言えるのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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